2013.01.14
たこ足配線は火災のもと
どうして発熱する?
電線にⅠ(アンペア)が流れると、電線の抵抗R(オーム)によって、t秒間にI²RT(J:ジュール)の熱量を発生し、この発熱作用によって電線自身の温度が高くなります。電線やコードなどは電流が小さいときは発熱量が少なく、熱は外部に放出されるので熱くなりません。ところが電流が大きくなると発熱量も大きくなるため、熱は外部に放出されにくくなり、電線やコードは非常に熱くなります。このため、電線やコードをおおっているゴムやビニルなどの絶縁物が劣化したり、溶けたり燃えたりして漏電、感電、火災などの事故を起こすおそれがあります。
一般家庭では電子レンジ、トースター、ドライヤー、炊飯器等の熱源機器が電気容量が大きく、1つの安全ブレーカーに対して2つ以上の熱源機器を同時に使用すると安全ブレーカーは遮断されます。 対策としては各回路を確認し、同じ回路の場合、時間をずらして使用する、違う回路で使用する、分電盤から専用回路を増設する、等の方法があります。くれぐれも安全にご使用お願いします。
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